８面合計２０ヘクタールの広大な放牧地をご用意しております。放牧地の「質」にこだわり、牧草の肥料も厳選しています。若い馬の育成に最も適した、​ストレスを与えない環境づくりに努力をしています。

繁殖馬・当歳馬・１歳馬を別棟で管理しており、感染病などのリスクを予防しております。また馬房１つ１つにも余裕のある広さで設計し、ストレスや事故のリスクも軽減されております。

寝藁には、おが屑は使用せず、藁のみで管理していることもこだわりの１つです。毎日の寝藁上げは常に清潔に保ち、馬の異変にいち早く気づくよう心がけています。

合計１２箇所のサンシャインパドックをご用意しております。歩行がしっかりしてきた頃を見計らい、積極的に外気へ慣れさせます。太陽光を浴びる事により、免疫向上はもちろん母子共に運動を促します。

新陳代謝が促進される事で母乳の出方や仔馬の食事にもプラスの作用が働くと考えております。

１歳の春頃からロンギ場で馴致訓練を始めています。足元に敷き詰めているのはダートではなく「デンセン」という素材です。デンセンは、まだ固まりきっていない若駒の足元にも優しい素材です。

埃が立たないので皮膚や呼吸器系に対しての悪影響を極限まで排除しています。

妊娠中の牝馬には出産の直前まで十分な時間をかけて運動させます。安産の為にも、丈夫な仔馬を迎える為にも絶対的に必要な事です。

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また療養中の競走馬に対しても、まずはウォーキングマシンで足元を慣らしていきます。基礎体力の回復と、運動能力の下準備を造っていきます。

１周約８００メートルのダートコースは、乗り運動を行うには十分な距離と幅です。育成施設として使用することはもちろん、乗馬のコースとしても楽しめます。